それをTwitterでつぶやいたところ、強力な協力者が現れました!
イヌリーナさん ★
聞けばご近所!
早速お互いの中間地点にある駅下車のカフェでミーティングをとり行いました。
やってみて(やっていただいて)初めて気付く事がたっくさんありました。
なにせ、フィギュアの「フィ」の字も知らない状態から計画がスタートしたので…
そのくせ、要求は最初から高いところを目指していて…
私が難しさを感じた100倍イヌリーナさんはご苦労された事と思います。
まず、造形作家さんにご自身の『個性』を消してもらうという、
失礼極まりない状態だったのに、「Plum'sベアにするのが一番」とおっしゃってくれて、
徹底して私の要求にお応えいただきました。
でもまず私自身が布以外の形になる事にはしゃいでしまい、
Plum'sらしさとは? という部分を少し置いてけぼりにしました。
当初は、ぬいぐるみと造形のお互いの中間点を探れたら良い!とも思ってましたし。
そうして完成したのが『初代』です。
受け取って舞い上がって帰宅して、少し冷静になった時にふとある考えが浮かびました。
「これ、本当にPlum'sか?」と…
形になった事に浮かれた自分を反省しました。
ミーティングも雑談が7割くらい占めていた事も反省…
クマのフィギュアとしては充分可愛いのですが、「Plum'sフィギュア化」としては
まだ道半ばなのでは?と。
そうして再制作をお願いしました。
今度は茨の道でした… (私にとってと言うより、イヌリーナさんにとって)
どこをどうしたらPlum'sになるのかをかなり真剣に考えました。
そこで気付いた事があります。
1o以下くらいの些細なバランスによって「Plum's」は成り立っているんだなーと。
そして、私の中にしか正解が無いんだと痛感しました。
それをいかにイヌリーナさんにお伝えしていくか…
もうどうにもわからなくて、粘土をお借りしてイヌリーナさんがある程度制作してもらった原型を
削ったり盛ったりと、造形作家さんに対して失礼な事もたくさんしました。
それを「Plum'sフィギュアを完成させるため」と、快く応じてくださったイヌリーナさんに
感謝しかありません…
そうやってありえないくらいの「注文」を出して、2つ目のフィギュアが形になり、
それを今回展示しました。
これは「Plum's」です✨
ご覧いただいたたくさんの方にお褒めいただきました。
そしてミーティングを重ねていくうちにイヌリーナさんの発案で誕生したものがあります。
それがこちら。
試作でボツにした頭部を活かしたいという事でこの胸像案が出ました!
最高〜♪
この胸像はシリーズ化されるようです。
是非、イヌリーナさんのサイトやSNSをご覧になるか、
ご本人にお問い合わせください😊
ミーティング途中ではお互いの「推し」の話が中心になったり…と、
反省点もありますが、こうして展示する事ができ、本当に感謝です。
ありがとうございます!
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
で、この先の話をします。
なぜ今回「商品」としなかったのかは、まだ私の中で克服したい事があるからです。
それは『関節の可動』について。
今回もイヌリーナさんの血のにじむ努力によって可動するのですが、
力を入れると手足が外れてしまうのが私の中でネックになっています。
そしてこれは実際にご覧いただいた方からのアドバイスですが、
「原型から自分で作った方が良い」という事。
確かに、イヌリーナさんは自身の個性を消しての作業、
私も100%思い通りに形になっているか?と聞かれたらそれはyesとは言えないのです。
そう。 今回気付いたのですが、私はとんでもなくこだわるタイプでした💦
そしてそんな細かいこだわりの塊が「Plum'sベア&アニマル」なんだと気付かされました。
下手だろうが、拙かろうが、雑だろうが…(笑) 私が最初から作る事にチャレンジしてみようと思いました。
なので、個展時の展示をもって「第1章」は終了です。
そして自分でゼロから挑戦をする「第2章」が始まります!
緻密なものは生まれないと断言しておきます(笑)
が、この1年ほどのフィギュア化計画第1章により、どう作りたいのかがより明確になってきたので、
チャレンジしてみます。
どうしよう… 第10章くらい続いちゃったら…(笑)
それもまた面白いですね✨
という事で、今後のフィギュア化計画も気にかけていただけたら幸いです。
フィギュアを超えて、ソフビ化への期待もいただいてるので、あきらめずに歩を進めたいと思います。